■ Sabotage manual from 1944 advises acting like an average 2008 manager (boing boing)
意訳込みでてきとーに訳してみると、こんな感じ:
1. 何事をするにも「通常のルート」を通して行うように主張せよ。決断を早めるためのショートカットを認めるな。
2. 「スピーチ」を行え。できる限り頻繁に、長い話をすること。長い逸話や自分の経験を持ちだして、主張のポイントを解説せよ。「愛国的」な主張をちりばめることを躊躇するな。
3. 可能な限りの事象を委員会に持ち込み、「さらなる調査と熟考」を求めよ。委員会のメンバーはできるだけ多く(少なくとも5人以上)すること。
4. できる限り頻繁に、無関係なテーマを持ち出すこと。
5. 議事録や連絡用文書、決議書などにおいて、細かい言葉遣いについて議論せよ。
6. 以前の会議で決まったことを再び持ち出し、その妥当性について改めて問い直せ。
7. 「警告」せよ。他の人々に「理性的」になることを求め、将来やっかいな問題を引き起こさないよう、早急な決断を避けるよう主張せよ。
8. あらゆる決断の妥当性を問え。ある決定が自分たちの管轄にあるのかどうか、また組織上層部のポリシーと相反しないかどうかなどを問題にせよ。
以上8ヵ条。信じられないですが、米国の国家機関が本気で作ったマニュアルです。なぜこんな活動をしていたかという理由は、マニュアルの解説部分にあります:
マニュアル全体(計36ページ)については、こちらからPDFファイルをダウンロードできます。興味のある方はどうぞ、って「ライバル会社を潰したいからこのマニュアルで……」という意図で使ってはいけませんが。
< 追記 >
そもそも何でこんなマニュアルが世に出たの?という点ですが、どうもボストンで開催中のイベント"Enterprise 2.0"が震源のようです。以下にまとめましたので、よろしければこちらもどうぞ:
■ CIA版ウィキペディア"Intellipedia"、順調に稼働中 (シロクマ日報)
仕事を先送りしている人とワーカホリック状態の人の両方にありがちな共通項がいくつかあると著者は指摘しています。それは:
ワーカホリックの人はまさに仕事で人生を先送りにしている人ということになります。仕事を先送りしてばかりの人はこれと似ていますが、1) 仕事をしているときは本当は遊びや趣味を実現したいのにという心の欲求とのインバランスを解消するために仕事を先送りし、2) 遊んでいるときには「もっと仕事をしなきゃいけないのに」という罪悪感があるので遊びを中途半端にしてしまう、という2重の苦しみをうけているわけです。
たとえば、書き出しはこう始まる。「このレターを私のYahooからの正式な退職届として、あなたに受理していただくことを要請するのは、大いに『悲しい/喜ばしい/身勝手な』ことです」
「ご存じの通り、私はここしばらく『家族と過ごす時間を増やす/もっとやりがいのある仕事に就く/あんたらが私の財産を台無しにするのをやめる』ことを願っていました。そして、とうとう『前に進む/新しい方向に転換する/あんたにクタバレと言う』べき時が来たと感じています」
しかし、この退職届はいくつかの点を誇張している。たとえば、プルダウンメニューの1つを使って、Yahooは300億ドル規模のビジネスどころかトラック屋台のタコス屋を経営する方法すら分かっていない、という文章を選べる。だが、Yahooには300億ドルもの価値はない。
このふざけた退職届はYang氏の手元に届くのかもしれないが、それもはっきりしない。メールの宛先は「jerryyang@yahoo.com」で(アドレスのドメインが同社の社内用で一般的な「yahoo-inc.com」ではない)、件名は「Get bent, asshat」(くたばれ、能なし)だ。
■ 週に一度
GTDの基本ということで。これがなかったら気持ち悪くて生活できないと思う。週次レビューでやっていることはここらへんを参考に。
「Nozbe」は、本気でGTDしたい人のためのWEBベースのタスク管理ツールです。これを『Evernote』と組み合わせると、最強のタスク管理ツールになります。
まず、何かのプロジェクトを始める時には、Nozbeでタスクや目標の進捗管理をします。Evernoteは、ビジュアルで進捗を記録したり、次に何をすべきか説明するのに使います。この2つのアプリを組み合わせるにはどうすればいいかというと、Evernoteで何かを保存する時にNozbeで使っているプロジェクト名をタグとして使うのです。するとNozbeでは、Evernoteでそのプロジェクト名のタグが付けられているものが表示されるようになります。