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Toshiro Shimura's List: PhotoSharing

  • Oct 10, 08

     現時点でのPhotoshop.com Mobile Betaの機能は、Photoshop.comへの画像のアップ(2GBまで)や、逆にアップされている画像の閲覧など。Photoshop.comと Photoshop.com Mobileを組み合わせると、「ケータイで写真を撮影」→「Photoshop.comにアップ」→「Photoshop.com上で画像を簡易編集」 →「ブログやWebサイトからリンク」といった一連の作業が、ケータイとブラウザーだけで済むようになる。

    • 写真のようなイメージデータは、一般にはXHTMLのimg要素でウェブページに埋め込んで提供されますが、その場合、イメージの関連情報はXHTMLで別途記述されるだけで、画像ファイルが単独で参照されるとうまく伝わりません。両者をもっと有機的に融合させるため、Exifデータを抽出する、JPEGに直接RDFを埋め込むなど、画像とメタデータを結びつける方法を検討します。
      Exifとメタデータ
      ExifからRDFを抽出する
      ExifタグのRDFスキーマ
      写真や画像にメタデータを埋め込む
      Exif加工ツールを使う
      JPEGコメントフィールドにRDFを埋め込む
      @@追加予定の内容
      参考リソース
      まだ準備中の段階ですが、とりあえずの情報を参考として公開します。若干説明不足の部分がありますが、ご容赦ください。
      - Toshiro Shimura on 2008-08-20
    • Photoshop  ExpressからFlickrアカウントに直接アクセスして写真を取り込み、加工後にFlickrへアップロードできる。Web組み込みプレーヤーを通じて、ブログやSNS、Webサイトで写真のスライドショーを公開できるようになった。アルバムを選択し、[Photo  Options]から[Embed]を選ぶとプレーヤー埋め込み用のHTMLコードが生成される。また写真編集機能に「別名で保存 (Save  As...)」が用意され、オリジナルを残したまま加工した写真を別に保存できるようになった。
    • Flickrのサービスは本当に強力で人気が高い。Microsoftがこの分野で勝利したければ、Yahoo傘下のFlickrからユーザーを引き抜けるだけの、画期的なサービスを作り出す必要がある。
    • 最近のMicrosoftによるオンラインサービスへの取り組みで、マイナスになっている部分があるとするなら、オープンプラットフォームやオープンデータが欠けていている点だと、私は思う。Flickrの一番の強みは、さまざまな方法でとても簡単に写真のアップロードとダウンロードを行えることにある。そしてその大部分が、Flickrの開発者向けAPIと、ファーストパーティーによるサポートで実現している。
    • Flickrに新たに追加された「edit this」ボタンを押すと、Picnik側からローカルのWebブラウザ上にFlashアプリケーションが読み込まれ、あたかもFlickr上のサービスであるかのように画像編集画面が開く。つまり、Flickrに対してPicnikがプラグイン機能を提供している形だ。FlickrがPicnikからコードを買い取ったとか、機能統合したというのではなく、一方のサービスが他方に埋め込まれる形で連携して動作している。

       

       こう書くと単なるマッシュアップのようだが、ちょっと違う。Flickrから見れば外部アプリケーションとして起動するPicnikの画像編集アプリケーションは、Flickr側のアカウント情報や画像データなどにアクセスできる。認証やアクセス権限の管理がきちんと行われた形で埋め込まれているのだ。

    • PicnikはFlickrだけでなく、画像アルバム・共有サイトのPicasa、photobucket、webshotsなどにも画像編集アプリケーションを提供している。また、SNSサイトのFacebookにも、Picnikは外部アプリケーションとして画像編集アプリケーションを提供している。

       

       Facebookユーザーは、サードパーティ製のアプリケーションを任意に選択して“インストール”ができる。すでにゲームやコミュニケーションツールなど多くのアプリケーションが有償・無償で提供されている。運営会社1社が新機能を少しずつ加えるのとはまったく異なり、似たような機能を提供するアプリケーションが大量にあり、ユーザーが取捨選択するという世界だ。

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    • ジョン氏はILMで「スターツアーズ」(映画スターウォーズをベースにしたディズニーランドのアトラクション)の視覚効果などを手がけていたが、その画像処理用に当時は大規模で高価なコンピュータを使わなければならないことに不満を持っていた。 
       
       自分で買えるコンピュータでこんなシステムを使いたい、とトーマス氏に話すと、たまたまトーマス氏が博士号論文のために制作していた画像処理プログラムを使わせてくれることになり、それが使いやすかったために商用ソフトとして売り出そうと提案したという。 
       
       しかし「私たちは画像処理プログラムのアイデアにわくわくしていたが、売り込んだ先の反応はさまざまで、“誰がこんなもの買うんだ”という人もいた」という。 
       
       その原因をトーマス氏は「インフラが整っていなかった。開発していた当時は、フラットベッドスキャナがやっと出てきた頃で、7,000ドルもしたし、出力の方法はプリントしかなかった」と語る。 
       
       その後のPhotoshopのターニングポイントについても「最初の波はWWWが出てきた後だった。軽い画像をWWWにのせるために、Photoshopのユーザーベースが大きくなった。その次の革新はインクジェットプリンタで、デスクトップで安価にきれいな出力を得られるようになったことだ」という。 
       
       ジョン氏は「その当時の私たちは知らなかったのだが、同じような製品をつくろうとしていた大きな会社がほかに2つあって、作業も進んでいた。私たちがそれを知っていたら、くじけていたかもしれない。ふたりがいいアイデアを持っていれば、大きい会社とやりあえるんだということは、大きな教訓だ」という。
    • Mac OS用に開発されていたPhotoshopだが、Ver.2.5でWindowsへの対応を果たす。「Photoshopは(プログラミング言語の)Pascalとアセンブリコードを組み合わせて書いた。Windowsに対応するにあたって、PascalをC++に変換し、アセンブリコードをインテルプロセッサ向けに書き直す必要があった。これには非常に長い時間、2年くらいがかかった」(トーマス氏)。 
       
       レイヤー機能が追加されたVer.3.0は、ラッセル氏によれば「大きな転機だった」という。またVer.4.0でヒストリー機能が追加された。 
       
       トーマス氏は、カラーマネジメントの開発などを経て、この5年ほどはCamera RAWに携わっている。「Camera RAWはPhotoshopにできることを再考し、Photoshopのために作った画像処理アルゴリズムを現代的なものに書き換えるチャンスだ。次世代のPhotoshopを作らなければならない時期に来たのかもしれない」という。 
       
       トーマス氏はもともと写真が好きで、画像処理プログラムを手がけたという。「Photoshopに携わるようになってからは写真をやめてしまったが、デジタルカメラが安くなってフィルムカメラを置き換えるようになってから、また写真を始めた。このようなことを可能にしたソフトウェアに関わることができたのを誇りに思う」とセッションを締めくくった。
    • Picnik(本社:シアトル)では、ユーザーが各種の基本的な編集作業ができる。作業メニューには写真の切り取りとサイズ変更、露出、彩度および色温度の変更、エッジのシャープ化、赤目修正、写真の90度またはより小さい角度による回転などがある。複数のアンドゥレベルがあり、編集済みの写真はローカルコンピュータに保存するかFlickr、Facebook、PhotobucketおよびGoogleのPicasaに保存できる。

        

       これらの機能は「Adobe Photoshop」などのフル機能を装備したデスクトッププログラムと比べるとかなり貧弱だが、基本的な画像編集作業は網羅している。しかし、オンライン画像編集サービスはPicnikだけではない。AdobeもPhotoshopのオンライン版を準備しているし、その他の競合企業にはPhixr、Snipshot、Pixenate、FotoFlexer、Wiredness、PikifxおよびFauxtoがある。

    • 写真編集はFlickrにとってサービス分野の大きな転換である。このオプションは、ウェブブラウザで実行可能な作業がますます高度化していることを示しているばかりでなく(一般にリッチなインターネットアプリケーションと呼ばれる技術)、各種機能がデスクトップコンピュータからオンラインサービスへと徐々に移行している事実も示している。
    • ちなみにPhotoshop ExpressはFlashベースで動作する。ということは、上手く軽いヴァージョンを作れば、Flash Liteの将来のヴァージョンが入っているケータイでもPhotoshopが使えるようになるのではないか。

        

       もちろん使い方は限定的で、既に日本のケータイの多くの機種で出来るフレーム付けやスタンプや文字を入れるという程度からスタートするだろうし、オンライン上のストレージと関連づけるのか、端末内で何とかするのかも分からない。しかしモバイルコンピューティング、モバイルエンターテインメント性の向上に大きく貢献することは間違いない。

        

       そう言う意味でFlashベースのリッチなウェブアプリは、とても注目しているのである。

    • Adobe Creative SolutionsのシニアバイスプレジデントJohn Loiacono氏は、「2007年末までにはベータ版が用意できると思っている」と、当地で開催のデジタル画像カンファレンス「6sight」で述べた。また、2008年には同オンラインサービスを「一般提供したい」と付け加えた。
    • Loiacono氏は、インターネット接続されたAdobeサーバで動作するPhotoshop Expressをデモすると述べた。しかし、同サービスが一般に公開される場合、ShutterflyやPhotobucketのようなパートナー経由で利用可能となるだろうと同氏は述べた。

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