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    • OpenSocialやFacebookなど、開発者向けプラットフォームを公開するサイトはどうやって収益を上げるのだろう?

       

       答えは簡単だ。こうしたベンダーがプログラマーに自社のプラットフォームを使ってもらうのは、「いずれ、一部のアプリケーションが大当たりして広く人気を博するようになれば、そうしたアプリケーションを目当てに大勢のユーザーがオンラインに集まる」と期待してのことだ。

       

       オンラインに集まるユーザーが増えるということは、オンライン広告の対象も増えるということだ。オンライン広告の分野は目下Googleがリードしているが、FacebookやMySpaceなどもこの分野に触手を伸ばそうとしている。

    • ミクシィがOpen Socialに賛同する背景には、mixiとOpen Socialとの親和性の高さがある。mixiでこれまでデスクトップアプリケーションや携帯電話向けに提供されてきた各種ウェブAPIは「IETF RFC 5023」で定められた「Atom Publishing Protocol」に準拠したもので、これはOpen SocialがSNSに求めているウェブAPIと同様の技術だ。

        

       さらにミクシィのサービスの方向性とOpen Socialの理念が合致していると判断したこと、ウェブAPIの標準化に貢献したいという願いがあることも賛同の理由となったという。

    • ミクシィと同時にOpen Socialに賛同した企業には、MySpace、Friendster、hi5、imeem、LinkedIn、Ning、Oracle、orkut、Plaxo、Salesforce.com、Six Apartなどがある。
    • 「OpenSocial」という取り組みは、Javaの「Write once, run anywhere:WORA(一度書けば、どこでも動く)」というコンセプトのGoogle版で共通APIのセットとなっている。

        

       Googleの声明によると、この取り組みは「複数のソーシャルネットワークにアクセスできる初めての共通API」という。

        

       OpenSocialの発表は、開発者からの支持を取り付けようとするGoogleの取り組みを示すものであり、オープン性でFacebookに対抗するための動きともとれるだろう。Facebookは6月、開発者向けに同社のプラットフォームを公開し、それ以来有益無益を問わず、さまざまな種類のアプリケーションが開発されている。Google、Yahooなどの企業はこれまで、オープンなプラットフォームを積極的に推進しており、この方向に動いてきた。

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