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Toshiro Shimura's List: Google Gears

    •    Google Gearsはオフラインで動作しなくてはならないため,サーバー側の処理には頼れません。そこで,処理動作をローカルのブラウザだけで完結できるようにするために,処理言語としてJava Scriptを使用します。Java ScriptはローカルのPC側に処理エンジンがあり,オフラインであっても動作します。

         このシステム全体をGoogleはBSDライセンスとして公開すると宣言しました。私たちは「このシステムはGoogle Gearsを使っている。著作権はGoogleにある」と著作権明記さえすれば,自由に使用できます。業務か趣味かを問わず,Webアプリケーションを作成しているプログラマにとって,Google Gearsは何かしらの意識革命を引き起こしえる存在に感じられます。つまりGoogle Gearsはそれ自体がGoogleマップやYoutubeのように直接ユーザーに何か便利なサービスを与えるというサービスではなく,ユーザー向けにWebアプリケーションを作成しているプログラマに対しての技術サービスだというわけです。

      • 公式ページには,とても少ない説明の中にGoogle Gearsの特徴3点が紹介されています。対訳をつけてみます。

          

           
        • Store and serve application resources locally
           ローカルにアプリケーション・リソースとデータを保持して実行します

           

        • Store data locally in a fully-searchable relational database
           ローカル・データは完全な検索機能を持つリレーショナル・データベースに保存されます

           

        • Run asynchronous JavaScript to improve application responsiveness
           Javascriptは非同期に実行され,更新の必要に応じてアプリケーションと通信します
        •  

           この解説は今までの説明で述べてきたものと変わりありません。特に詳説は必要ないでしょう。この三つの概念が以下のように,それぞれAPIグループとして実装されています。

          

           
        • ローカル・サーバー(LocalServer)
        •  
        • データベース(Database)
        •  
        • ワーカープール(WorkerPool)

    3 more annotations...

    • 5月31日に発表された「Google Gears」は、Webアプリケーションの新しい可能性を予感させる技術として注目を集め、これを利用したアプリケーションがすでに多数登場している。Google Gearsの各機能はJavaScriptからアクセス可能なため、Ajaxアプリケーションにも容易に取り込むことができる。 

        

         Javaアプリケーション向けAjaxフレームワーク「jMaki」の開発者であるGreg Murray氏は、jMakiに最近追加された拡張メカニズムを利用することでjMakiコンポーネントとGoogle Gearsを容易にインテグレーションすることができると述べている。本稿ではその具体的な方法について紹介したい。 

    • 米Googleは5月28日(現地時間)、現在米カリフォルニア州サンフランシスコで開催されている同社の開発者向けイベント「Google I/O」において、Webアプリケーションのオフライン動作を可能にする「Google Gears」の名称を「Gears」へと変更したことを発表した。またMySpaceを例に、Gears Database APIに内蔵されたFull Text Search機能などを紹介した。
    • このほかGoogle I/OではMySpaceを例に、Gearsの最新のアップデートが紹介された。Gearsはオフライン動作のためのデータベースエンジンとしてSQLiteを内蔵している。最新のGears Database APIでは、SQLiteの拡張機能である「fts2」をサポートし、テキスト全文検索のための仮想テーブルの呼び出しが可能になった。MySpaceはメールサービスをGears最新版で拡張し、高速全文検索とメールのソート機能を実現している。
    • WordPressの次期バージョン2.6で、Google Gears対応というのが乗っているのだけれど、これはGoogle Readerのようなオフラインになっても使える、という機能ではなさそう

        

      Google Gearsをローカルにインストールしていて、管理画面で有効にしておくと、管理画面の切り替わりの速度が向上する、というのが2.6でのGoogle Gears対応の説明だ。

        

      wordpress-google-gears.png

        

      チケットソースの変更部分を見る限りでは、この機能をオンにしても画像とスクリプトのローカルへのキャッシュをしているだけに見える。

    • オフライン機能は待望されていたもの。Google Docsは、各種オフラインアプリを作るために1年近く前に公開されたプラグインGoogle Gearsをようやく活用した。Zohoは昨年8月に、Google Gearsを使用して、同社のウェブベースのワードプロセッサーのオフライン版を出している。

       

      ひょっとしてGoogleのイノベーション遅くなってないか?

    • オフライン機能はGoogle Gearsを利用して構築。Google Gearsは、Googleが2007年5月に始めたオープンソースプロジェクトだ。オフライン機能を利用するにはブラウザープラグインのインストールが必要。インストール完了後、「Go Offline」というオプションがナビゲーションバーに表示される。同機能は、Internet Explorer v.6以降、そしてFirefox(マックを含む) v1.5以降に対応。

       

      現時点では、読み取り専用機能をオフラインで提供。書き込み専用機能は3〜4週間以内にリリース予定だ、と同社は言う。また、今後数週間内に同社の表計算、プレゼンテーション、その他のアプリケーションにもオフライン機能を提供し始める予定。

       

      Googleがオフライン機能を提供し始めるより早く、Google Docs & Spreadsheetsと真っ向から競合するZohoが同機能の提供にこぎ着けた。ZohoがGoogleのソフトウェアを利用している事実を考えると、何となく皮肉な話にも思える。

    • Zohoのオフライン機能概要は、以下の動画をどうぞ。
    • Gearsをインストールすると、Webアプリケーションのためにローカルなキャッシュを作成できる。そのため、ブラウザの動作を遅くすることなく、バックグラウンドで動作するJavaScriptによって、キャッシュの内容をアップデートすることができる仕組みを提供する。 
       
       今回、Wordpress.comはこの仕組みを利用することによって、ブログ管理操作を大幅に高速化することに成功した。 
       
       Wordpress.comの上部には、「Turbo」リンクが表示されるようになった。Gearsがインストールされている場合、このリンクをクリックすることによって、Wordpress.comにGearsを利用する許可を与えることができる。
    • もともとWebアプリケーションとして提供されているサービスだが、2007年9月7日(スイス時間)にはオフライン機能を追加したPasspack Offlineが発表された。Passpack OfflineはGoogle Gears(当時の名称。現在ではGearsが正式名称)を活用して開発されたオフライン機能。現在ではFirefoxおよびIEでの動作がサポートされており、Operaも近いうちにサポートするとしている。

        

      Passpack DesktopはPasspack Offlineとはことなり、スタンドアローンアプリケーションとして動作するように設計されている。つまりPasspackのアカウントを経由してWebサービスと同期することもできるし、完全に独立したパスワード管理アプリケーションとしても活用できる。これまで暗号化されているとはいえパスワードをオンラインで保持することに抵抗を感じていたユーザには朗報といえる。

    • Google Browser Syncの終焉にともないMozilla Weaveに注目が集まっているが、まだ実験的提供に留まっているほかLinuxで動作しなかったりアクセス集中のために動作しないことが多いなど、安定して使える状況にはない。そうなると、Foxmarksでブックマークを共有し、それ以外のパスワードはPasspackで共有すうというのは悪くない選択肢だ。
    • Silverlight 2の大きな特徴の一つは,.NET Frameworkの中核にあるCLR(Common Language Runtime)を搭載したことです。CLRの搭載により,C#,Visual Basic(VB)など .NET Framework向けの言語や,PythonやRubyといった動的言語でWebクライアントのプログラムを書けるようになります*4

       

       Webクライアントのプログラミング言語としては,これまでJavaScriptが主に使われてきました。AJAX(Asynchronous JavaScript+XML)はJavaScriptをベースにしたテクニックですし,Silverlight 1の開発言語もJavaScriptでした。しかし,JavaScriptには,開発や保守が難しいという問題があります。

       

       一方,.NET Framework(と,その上で動くマネージド・コード)は,すでにWebサーバー・アプリケーションやWindowsアプリケーションのプラットフォームとして広く使われており,C#やVBの開発効率の高さ,保守のしやすさは実証されています。Microsoftはプログラマ向けにVisual Studio 2008,デザイナ向けにExpression Studioというツールを提供しており,開発を支援する環境も整っています。

       

       CLRの搭載は,すでにSilverlight 1.1 Alphaで実現されていましたが*5,Silverlight 2 Beta 1では,その上に搭載されるクラスライブラリなど,アプリケーション・プラットフォームとしての姿が明らかになりました。Silverlight 2の主な特徴を見ていきましょう。

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