チャルディーニの「影響力の武器」と激しくカブってる。その研究成果が幾度も引用されており、暗黙のお返しを求める返報性の罠や、小さなものから大きなコミットメントを求める一貫性の自縄自縛のテクニックなんて、そのまんまだ。
しかし、破壊力が違う。「影響力の武器」を一言であらわすならば、「相手にYesといわせる」ことを目的としているが、本書はそれに加えて「相手を説得し、積極的に賛同させる」ことがテーマなのだ。さらに、一人ふたりではなく、大衆レベルで実現しようとしている。あたかも自分自身の考えであるかのように、自発的に受け入れるように仕向けるテクニックが「プロパガンダ」なのだ。
誉め言葉としては最悪かもしれないが、ナチスやカルトを興すノウハウが沢山ある。
ここでは、その一部を我流に解釈してご紹介。広告や政治家に騙されないことを目的としている本だが、それに限らず、自分の営業活動に応用したり、モテるテクニックとして悪用(?)も可能だ。
例によって長くなりすぎた。見出しは次の通り。
1 ラッ○ンの絵を売るキレイなおねえさん
2 ヒューリスティックによる騙しのテクニック
3 操作される欲望「自己イメージ法」
4 某大型電気店の「ローボール・テクニック」
5 騙されないための3つの質問










