| 半角カナはなぜいけない? |
インターネット・メールやWebの世界では,半角カナを使わないことが,ほぼ常識となっている。半角カナを送る仕様が決まっていなかったために,メール・システムによって実装が異なり,うまく送れないケースがあったのが一つの理由である。だが,そもそもの原因はともかく,現状ではいくつかの理由から,半角カナは極力使わない方がよいと言える。 一つは,重複符号化を避けるという文字コードの原則に反するからだ。現状のエンコード方法では,本来一つの文字なのに,全角と半角の2種類の文字コードが割り振られている。これは検索などを行う際に都合が悪い。 文字の並び順や表記方法が全角カタカナと違うという問題もある。半角カタカナは,ァ(小さいア)からォまでが連続している,“ヲ”が一つだけそれより前にある,など,細かい文字の並び順が全角カタカナと違っている。また半角カタカナは濁点と半濁点を別の文字としてしか扱えないという制約がある。このためどちらのカタカナを使うかによって,ソート結果が異なってしまう。 システムや開発ツールが用意する関数の中には,半角カタカナと全角カタカナの違いを吸収してくれる機能を持つものもある。しかし,上述したような違いをどこまできちんと対処しているかは,必ずしも明確でない。原データの時点で半角カナを排除する仕様を作るよう努力する方が,後のプログラミングがラクになる。 |








