表示領域はXGA相当
ウェブページの表示領域は1024×768ピクセルのXGA相当の比率となる。現在普及しているPCのモニターサイズと同程度だ。PC用のブラウザと違い、画面上部にインターフェースは出ない。そのかわり画面の下に大きなインターフェースが常駐する。1画面で確認できる領域は少々狭い印象だ【図4】。
別ブラウザの起動は不可
インターネットチャンネルはPCのように複雑な操作ができるような作りになっていない。そのためPC向けに搭載した機能がこちらではエラーのように見えることもある。例えばJavaScriptで別ウィンドウを開いてコンテンツを表示する仕組みは、起動した瞬間新しいウィンドウが親ウィンドウの裏に回ってしまいページを確認できなかった。ちなみにJavaScript自体の処理は可能でGoogle MapのようなAjaxコンテンツも問題なく閲覧できた。
Flash表示はばらつきあり
Flashの表示も既存のサイトでいくつか試してみた。動くイメージカットのように単純なFlashムービーは問題なく動く例が多かった。しかし、クライアントごとに処理を分ける仕掛けを入れているサイトでは、wiiというクライアントを(不明なクライアント)と判断するせいか、エラーページに飛ばされることも。一方でページは表示されるものの肝心のFlashがすっぽり抜け落ちてしまうサイトもあった。Flashをページに読み込むためのJavaScriptで利用できないパラメータがあるのだろうか。クリックなどの操作に関しては、表示さえされればFlashもHTML版のページと同じ感覚でこなせた。
wii対応Webページは研究の価値あり
ポインティングデバイスで入力操作する特質上、量の多いフォーム入力が必要なページの操作には今のところ難があるかもしれない。筆者も色々閲覧状態を試す中で、10分に1度程度の休憩を入れないとURLの入力作業で腕が疲れてしまいつらかった。筆者の筋力が人より大きく劣ることも一因であるが、腕を伸ばし続けるのは以外に疲れる行為だろう。しかしあまりポイントする位置を動かさずにクリックで読み進められるコンテンツなら、テレビでちょっと見られるぶんだけ重宝するのではないだろうか。また、PCのマウスに出来る操作はwiiリモコンで可能なわけだから、キーボード操作を伴わないゲームコンテンツならプレイできる。つまり、PCなら「普通」としか思えないシンプルなシューティングゲームでも「あの」wiiリモコンでプレイできる、ということだ。実際にドラッグ&ドロップのみの操作で完結するFlashのパズルゲームに挑戦したが、PCより楽しかった。入力デバイスが変わるとユーザーの気分もがらりと変わるものだと改めて感じられた。wiiブラウザでどこまでのコンテンツが処理できるのかは、今後も深く検証してみる価値があるだろう。