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山田祥平のRe:config.sys:もうVistaがひどいなんて言わせない
- でも、今回のWindows 7は違う。これはフルチューニングされたVistaであるといってもいいと思う。そして、Vistaの構造を大きく変えることなくカリカリにチューニングすることで、OSとしての安定度、堅牢性、レスポンスを向上させたのではないか。つまり、Vistaはもともと、きわめて素性のよいOSであることを訴えたかったように思う。だからこそ、PDCというこの重要なタイミングで、あえて、目を惹く機能を省略したビルドを配布したのだ。シェル拡張のために新たなAPIなども用意され、このビルドにも実装されているには違いないが、それを使う事例を実装しないことで、Vista本来の持ち味をアピールしたかったのだろう。 - toshiro on 2008-11-08
山田祥平のRe:config.sys:箱入りインターネットあります
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日本通信がNTTドコモとの相互接続によるモバイルデータ通信サービス「b-mobile3G」を開始、USB通信端末と接続用ソフト、そして150時間分の通信/ISP料金をセットにしたパッケージが店頭に並ぶことになった。このパッケージを購入するだけで、ドコモのFOMAネットワークを足回りに使ったインターネット接続が可能になる。
導入はとても簡単だ。販売店で購入したパッケージに貼り付けられたステッカーには、同梱された端末内のSIMカードの電話番号が記載されている。携帯電話かPHSを使って指定された電話番号にダイヤルし、音声案内に従って、自局番号を入力することで、開通手続きが完了し、約15分後に使えるようになる。この15分は目安に過ぎないが、実際にやってみたところ、引き続きPCの設定を終えた時点で、正常にサービスが使えるようになっていた。
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サポートOSは、Windows XP(SP2)/Vista以降となっているが、MacにUSB端末を装着してみたところ、ドライブがマウントされ、その中に、ドライバインストール用のパッケージが入っていて、モデムとしてインストールすることができた。一方、専用接続ソフトをインストールしたWindows Vistaでは、インストールディレクトリにドライバファイルがコピーされていた。
つまり、このファイルを使えば、専用ソフトなしでも接続できるはずだ。
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山田祥平のRe:config.sys:OutlookをSafelookに変えられないMicrosoftのクラウド
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さて、Outlook ConnectorによるLiveメールやHotmailの読み書きについては以前から問題なくできていた。Liveアカウントを取得し、そのアカウントをOutlook Connectorを使ってOutlookに追加すると、LiveメールをOutlookを使って読み書きできるようになる。メールの実体は、サービス側にあるが、Outlookがそのコピーをローカルに持つようになり、オフライン時にもLiveのメールを読めるし、Outlookの強力な機能を使って管理ができる。具体的には、C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Outlookに、追加したアカウント専用の拡張子OSTのファイルを作り、そこにデータをキャッシュするようになっている。OSTは、Outlookのオフライン・ストア・ファイルに与えられる拡張子だ。複数のPCのOutlookでOutlook Connectorを使って同期すれば、すべてのPCでメールデータを同一に保つことができる。ここまでは、従来のバージョンでも問題がなかった。
今回の新版リリースにより、受信トレイのメールデータのみならず、すべてのアカウントで予定表のデータを同期できるようになったという。今までは、有償アカウントのみが対象だった上に、有償のアカウントでも同期が正しく機能せず、その不具合が1年以上もの間放置されてきたので、まさに朗報だ。
試したところ、今回は、いちおう同期だけはできるようになっている。ローカルのOutlookで予定を追加すると、ウェブのLiveカレンダーでも予定が追加される。その予定をウェブで修正すると、ローカルのOutlook上にもその修正が反映される。
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ここまで執拗に、Outlook Connectorの不具合について書き続けるのは、ぼく自身が個人的に熱心なOutlookユーザーであるのはもちろんだが、この手の個人情報管理ソフトの存在は、これからのPCの使われ方において、きわめて重要な役割を果たすようになると考えているからだ。だからこそ、AppleもGoogleも熱心に取り組んでいる。Microsoftは、少なくとも、コンシューマーユーザーに対しては、その努力を怠ってきたし、今も怠っていると思う。Officeに添付することで、Outlookを半ば強制的に配布し、これだけで、メールも予定などの個人情報を効率的に管理できますと喧伝してはきたものの、肝心な同期のソリューションを提供してこなかったからだ。
誰も、持ち出せない手帳なんて使いたくないにちがいない。自宅でデスクトップPCを使っているユーザーは、そのPCでスケジュール管理をしても、それを外に持ち出せないのなら、意味がないと思うだろう。当たり前の話である。デスクトップPCでも、会社や学校のPCでウェブサイトを開いても、あるいは、モバイルノートPCでも、いつ、どれを開いても、オンラインでもオフラインでも、同一のデータが参照できることが保証されるのなら、紙の手帳をやめて、Outlookなどの個人情報管理ソフトを使う気になるというものだが、それができない以上、意味がない。もしかしたら、この手の同期ができるだけで、持ち歩きしやすい携帯用のモバイルPCを1台追加購入するユーザーだって少なくないかもしれないのにだ。
山田祥平のRe:config.sys:AppleにはWindows Vista PCがないというまことしやかな噂
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個人的にiPhoneは買わない選択をしたものの、すでに手元にあるiPod touchは新しいOSに入れ替えて、いろいろなアプリケーションは使えるようにしておこうと思った。そこで、リリースされたばかりのiTunes 7.7をダウンロードし、いつもの環境をアップデートすることにした。
アップデート後、iTunesを起動すると、エラーが止まらない。このエラーに関しては各所でレポートされているのでご存じの方も多いだろう。Windows Vista PCにおいて、AppleMobileDeviceHelper.exeがエラーを出し続けるという不具合で、ぼくの場合は、C:\Program Files\Common Files\Apple\Mobile Device Support\bin\AppleMobileDeviceHelper.exeのプロパティを開き、互換性タブで特権レベルを設定、「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックをつけることで暫定的にエラーを回避している。
この状態で、iPod touchをつなぐと、新しいファームウェアである「iPhone 2.0 Software Update for iPod touch」を購入することができるようになる。価格は1,200円で、内容を考えればまずまず、納得できるものだ。
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16GBのiPod touchのバックアップやら、同期やらが続くので、アップデートには1時間以上かかったが、無事に終了した。そもそも、手元のVista環境では、以前からiPod touchの同期にやたらに時間がかかり、予定表に予定を1つ追加した変更を同期させるだけでも、平気で30分かかっていたし、ネットワークフォルダにリダイレクトしてあるお気に入りは同期されず無視されるというお粗末な状態で、それをだましだまし使ってきた。
うまくアップデートできたので、Appストアから、いくつか無料のアプリケーションをダウンロードして動作を確認、ボタンのタップを取りこぼしたり、日本語入力で取りこぼしが起こるなど、やけに重くなったなと思いつつも、なんだか昨日までデジタルメディアプレーヤーだったiPod touchが、1,200円でエレガントなPDAに変身したようなイメージで、ちょっとうれしい気持ちになっていた。
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山田祥平のRe:config.sys:テレビの中のPCと、持ち運べる小さいPC
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常に、インターネット体験は、PCが先行してきた。いや、PCというよりも、Windowsというべきか。どんなにYouTubeがおもしろいとはいっても、それは携帯端末やTVインターネットでは楽しめないし、Ajaxでマッシュアップされたサービスも同様だ。
でも、これらはPCが独占する体験ではなくなる。実際、Windows Vistaは、プロセッサの処理能力よりも、グラフィックスや豊富なメモリを要求する。多少、プロセッサが非力でも、GPUやメモリさえおごれば、それなりに快適だ。数百本のMPEGファイルをWMVにエンコードするようなことをしなければ、プロセッサの処理性能に不満を感じることはほとんどない。まして、ぼくの場合に限っていれば、エンコードは、携帯デバイスで楽しむためにする作業なので、素のMPEGファイルが携帯端末で再生できるのなら、その必要性もない。
ぼく自身を含めて、PCが好きで、好きだからこそ、もっともっと速くなって快適な環境を提供してほしいと願ってきたユーザーは、IAの領域拡大に、本当は、ちょっとした危惧感を感じなければならない。なぜなら、コンテンツやサービスは、マジョリティに合わせた方が効率がいいからだ。
2000年以降、インターネットやPCにおけるキラーアプリケーションの登場感が希薄で、遅いPCでもインターネットやメールだけなら、それ十分という傾向があるのは、携帯電話の爆発的普及と無関係ではあるまい。
PCの未来に対するこのモヤモヤした気持ちが杞憂に終わればよいのだが。
山田祥平のRe:config.sys:Microsoftは、もうPCの夢を見せてはくれないのか
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でも、このビューアが、そのすべてを台無しにしている。
PCが優れているのは、比較的大きな画面と、高い解像度、そして、そのディスプレイとプロセッサの処理能力を生かしたリッチな表現やユーザー体験の実現だ。その一方で、XGAに満たないような低い解像度のUMPCなどもある。このビューアは、どちらのニーズにも応えることはできない。汎用性が皆無である。
どうしてこんな仕様のまま、サービスインしてしまったのか、理解に苦しむ。こうしたことに、関係者全員、誰も疑問を感じないままで、プロジェクトが進んでしまったのであれば、マイクロソフトは本気で危ない。何か、ビジネス的にわれわれの知らない深い大人事情があるのだと信じたい。それはそれでユーザー不在のサービスとして、消えていくだけのことだが、それでは、あまりにももったいない試みに思えるのだ。
山田祥平のRe:config.sys;デジタル一眼フルサイズフォーマットの功罪
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写真の歴史本をひもとくと、映画用に使われていたいわゆる35mmフィルムをライツ社がスチルカメラに流用したのが1925年のことで、以来、1フレームあたり、24×36mmの135サイズはライカ判と呼ばれ、もっともポピュラーな規格として使われてきた。
一方、デジタルカメラは、ライカ判と同等サイズの撮像素子を使わず、それよりもずっと小さな撮像素子が使われてきた。一眼レフカメラではAPS-Cサイズが主流で、コンパクトデジカメや携帯電話では、それよりもさらに小さなセンサーが使われている。
同じ画角を得るためには、撮像素子のサイズが小さければ小さいほど、レンズの焦点距離を短くしなければならない。たとえば、D3に20mm相当の焦点距離のレンズをつけたときと同じ画角を、同じ撮影位置で得るためには、D300に13~14mmのレンズを装着する必要がある。かろうじて、このレンジのレンズは現行製品のラインアップに含まれているが、D300でそれより広い画角を得るのは難しい。つまり、それより焦点距離が短いレンズがないからだ。
ニコンではD3相当のフルサイズをFXフォーマット、D300相当のAPSサイズをDXフォーマットと呼んでいる。FXとDXの縦横比は同じだが、DXでは同じ画角を得るために焦点距離が1.5倍相当になってしまう。
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焦点距離が異なれば、同じ絞り値時の被写界深度が違ってくる。絞り値が同じ場合、焦点距離が短ければ短いほど、被写界深度が深くなるからだ。被写界深度は、特定位置にピントを合わせたときに、ピント位置から前後どのくらいの範囲にピントが合っているように見えるかを示す値だ。
だが、同じ画角を得るために必要な焦点距離は、FXとDXでは、DXの方が短い。FXに焦点距離60mmのレンズをつけて絞り開放F2.8で撮影したのと同じ写真をDXで得るためには、約40mmのレンズが必要で、それで画角は同等になるかもしれないが、同程度のボケを得るためには絞りをさらにF1.4かF1.8程度まで開く必要がある。
DXフォーマットでさえこうなのだから、それよりも遙かに小さな撮像素子を使っているコンパクトデジカメなどでは、ボケを生かした表現をするのはかなり難しい。
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山田祥平のRe:config.sys:ジオタグが煽る写真の饒舌性
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残念ながら、Exifは、UTCとの時差や、サマータイムのオン/オフを記録する仕様になっていない。たとえば米国では、サマータイムが11月の第1日曜日の午前2時に終わり、午前2時になった瞬間、午前1時に戻る。つまり、この日は午前1時台が2回繰り返され、1日は25時間あるわけだが、カメラの時計を正確に合わせた場合、この時間帯に撮られた写真の時系列がわからなくなる。
もっとも、最近のカメラは、メーカーノートのような形式で、これらの情報を記録しているようで、たとえば、ニコンのカメラで撮影した写真をニコンのユーティリティで開けば、UTCとの時差や、サマータイム設定のオン/オフに関する情報を得ることができる。ところが、ニコンのユーティリティには、この情報を書き換える機能がないので、移動先の時間に合わせ忘れたときにはやっかいなことになる。
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撮影日時に加え、最近になってジオタグを記録することができるようになってきている。写真にジオタグを付加する方法にはいくつかあるが、撮影時に記録する方法と、撮影後に記録する方法の二種類に大別することができる。
前者は、カメラにGPS機能を付加する必要がある。ニコンのカメラであれば、10ピンターミナルを装備しているので、ここにガーミン製などのシリアルインターフェースを持ったGPSをケーブルで接続すれば、撮影時の位置情報が記録される。
後者は、GoogleのPicasa2などを使って、Google Earth上で、自分で場所を見つけて記録する方法や、GPSのトラックログ、GPSから取得したGPXファイルの内容などと写真の撮影日付を照らし合わせて、おそらく、その時間にはそこにいたであろうと推測し、位置情報を書き込む方法だ。
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山田祥平のRe:config.sys:もう1つのパラレルコンピューティング
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これからは、複数の端末を併用していくシチュエーションがますます増えていくだろう。ぼく自身でいうなら、携帯電話のフルブラウザには、あまり魅力を感じない。イー・モバイルの「EM・ONE」のように、比較的大きな画面を持つ端末でも、そのブラウザを使ってWebを見るのは気が進まない。Webを見るならやっぱりノートPCを開く。一覧性が段違いだからだ。でも、メールはEM・ONEで十分かもしれない。携帯電話で着信を知り、Windows Mobile端末でそれを読み書きし、必要に応じて、ノートPCを使う。
そして、そのための接続は、本当なら1つの通信事業者にまとめてしまいたい。HSDPA、WiFi、WiMAXと、そのとき自分がいる場所に応じて使えるサービスが変わっても、それを意識することなくシームレスに接続できればどんなに便利だろう。
ブロードバンドインターネット常時接続が、手持ちのすべてのデバイスで保証される世の中がやってこようとしている。そのことは、人々の暮らしに大きなインパクトを与えるだろう。自宅のPC、カバンの中のモバイルPC、ポケットの中の携帯電話が、すべてブロードバンドインターネットに常時接続することで、その連携性がグッと高まり、新たなパラダイムが生まれる。そのパラダイムのバラ色さ加減は、通信事業者の戦略に強く依存する。そのことを熟慮して、これからの方向性を決めてほしいものだ。
山田祥平のRe:config.sys;虎の子のiTunes
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使ってみての第一印象は、言葉は悪いが「代わり映えしない」ということだ。あまりMacに詳しくないユーザーなら、もしかしたら、OSが変わったことに気がつかないかもしれない。操作中のさまざまな場面で派手な演出に出会うが、以前からそうだったように勘違いしてしまうくらいに自然なのだ。そして、その1つ1つの演出に、必然性すら感じられるのが心憎い。Windows XPを使い慣れたユーザーが、Vistaに移行したときには、とまどう場面が少なからずあるが、TigerからLeopardに移行しても、そういうことはほとんどないんじゃないだろうか。使用中のコンピュータのOSをユーザー自身がアップデートしたり、入れ替えたりするような時代ではないとは思うのだが、Leopardに限っていえば、そのメリットの方が多いように感じた。縁の下を支える部分の基本性能を強化するという当たり前のことをやり遂げながら、ドラスティックな変化の印象を与えず、それでいて使い勝手のよさと魅力的な新機能をエッセンスとしてちりばめた優等生的なアップデートだといえる。
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Tigerは、スマートフォルダという概念で、ファイルの在処やフォルダ構造を無意味なものにしてしまったが、今回のプレビュー表示は、ファイル名すら無意味なものにしようとしているように見える。必要な書類を探すときに、ビジュアルな観点を重視し、論理的ではなく直感的に見つけることができるようにしたのだ。そのことによって、本来は出会うことがなかったかもしれない、何かのファイルを見つけてしまうようなこともあるかもしれない。あるはずのファイルを見つけ出す「必然」に加え、コンピュータの世界に、スマートな「偶然」の要素を持ち込もうとしているようにも見える。
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山田祥平のRe:config.sys:ブロードバンド大国ニッポンの幸せ
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イー・モバイルでインターネットに接続した状態で、自宅のLANにPacketiXを使ってVPN接続して使っているが、自動接続を設定しているので特に意識することなく、出先でも、LAN内の各種リソースに自由にアクセスできるのは嬉しい。取材メモなどは、LAN内リソースのフォルダをオフラインフォルダ指定してそこに書き込んでいるが、取材時にインターネットに接続しっぱなしにしておけばオンラインとなり、自宅に戻ったら、すでにデスクトップPCからメモが参照可能な状態になっている。こういう使い方は、従来のナローバンドでは考えられなかったと思う。
問題があるとすれば、サービスエリアだが、これは時間が解決してくれるだろう。それまでは、FOMAとの併用が必要だ。FOMAは携帯電話との間をBluetoothで結び、ワイヤレスで通信できるので、イー・モバイルが使えないときは、そちらを使う。ただ、東京にいる限り、インターネット接続にFOMAを使わなければならないことは極端に少なくなったので、料金プランを見直さなければなるまい。
イーモバイルも、「EM・ONE」を選択し、Bluetoothモデムとして使う方法も考えたのだが、約4時間の使用時間という点で断念した。
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ただ遅いだけだ。ちなみに、ぼくが新品のノートPCをゼロからセットアップして、まともに使えるようになるまでは、アプリケーションのインストールから、ファイルの同期、インデクシングの完了まで含めて丸一昼夜かかるのだが、VAIO type Pの場合は、48時間かかっても終わらなかった。
でも、いったんそれらの準備が終わると、不思議と使うのにストレスを感じることは少なくなった。そもそも、ブラウザと個人情報管理のためのOutlook、メモ用に秀丸エディタ、常用日本語入力環境としてのATOKなどが、自分なりにカスタマイズした環境で使え、暇つぶしにコンテンツを楽しむためのMPEGビューワーやアドビリーダーが使え、オフィスソフトがそれなりに動けば十分だ。
たったそれだけのことだが、これらの環境のためには、フルスペックのPCが必要だ。過去にもぼくは、パーソナルワープロにはいっさい手を出さなかったし、今も、携帯電話のフルブラウザを使うことはない。携帯電話でメールを入力するたびにストレスを感じるし、iPod touchがどんなに使いやすくても、カットアンドペーストのできないアプリケーションでは作業にならない。Windowsの名を冠しているのにちっともWindowsじゃないPDAも同様だ。 - toshiro on 2009-01-12