実は、この問題は大竹文雄先生がすでに取り上げておられて、『経済学的思考のセンス』(中央公論社、2005年)pp.174-176にも密接な相関がある旨書いてある。同書に載っているのと同じグラフが以下の論文でも載っているのでご覧いただきたい。
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~ohtake/paper/situgyoitami.pdf 見てお分かりの通り、犯罪発生件数と失業率を年ごとの折れ線グラフにかくと、とてもよく似た波形を描いている。これは、2003年の論文だから右端は上がりっ放しだけど、その後、景気が回復して失業率が減ると、犯罪率もおもしろいほどいっしょに減っている。
しかし、これはグラフで示されているだけで、統計的分析がなされているわけではない。大竹先生のことだから、どこかでやっておられるはずなのだが、探しても見つからなかった。それで、清水君にやってもらうことにした。
ちなみに少年犯罪については、大竹先生はかなり詳しい分析をされている。以下を参照のこと。
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~ohtake/paper/shonen.pdf
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