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ところで、これまでマーケティング界が注目してきたものとエンゲージメントはどう違うのか。例えばLoyalty(ブランドへの忠誠)、Involvement(関与)、Connection(つながり)、Relevance(関連、関与)、Bonding(執着度)などがそれである。そのいずれもが、「ブランドと消費者の関係・状態」を表す点に注目していただきたい。もしエンゲージメントが絆的な「深い関係を表す記号」であるならば、それらとの違いを説明するのは困難である。一方ARF的な「深い関係を生み出す作用」であれば、答えは明白である。なぜなら、エンゲージメントは「原因を作ること」、Loyaltyなどの類似概念は「その結果築かれるもの」と置くことができるからである。
最後に、Jean-Louis Laborie(Integrated Marketing & Communications)のステイトメントをご紹介したい。 『エンゲージメントは、広告コミュニケーションによって引き起こされた、消費者のポジティブな「態度変容」。そしてそれは次のコミュニケーション(フィードバック、口コミ)、あるいは購入という「行動」につながるもの』。

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