ボルボは06年3月に日産から日産ディ株13%を取得し9月には日産、金融機関から優先株を全株取得。これにより14年には5割弱まで日産ディへの出資比率が高まることが決まっていた。それでも完全子会社化を急いだのは遅れているアジア戦略を日産ディを活用してペースアップしようという狙いからだ。
辣腕家で知られ米マックや仏ルノートラックを買収したボルボのレイフ・ヨハンソンCEO(最高経営責任者)は「再編においては適切なパートナーを見つけることが大事で、最初の日産ディへの出資はテストだった」と会見で明かした。日産ディのポテンシャルは十分という判断で、予想以上のスピードで実行された完全買収の裏に冷徹な計算があったことを隠さなかった。
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