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MSの「モハーベ・エクスペリメント」はなぜ失敗か? - ITmedia アンカーデスク - The Diigo Meta page

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Toshiro Shimura's personal annotations on this page

toshiro
Toshiro bookmarked on 2008-08-01 vista windows エクスペリメント
  • Microsoftにとって、Windows Vistaに対するマイナスイメージをブロガーやレビュアー、掲示板のコメント、そしてAppleの広告のせいにするのは簡単なことだ。だがブログやレビューは理由があってマイナス評価になっているのだ。上級ユーザーの多くはWindows Vistaを気に入っていない。問題は、Mojave Experimentがそうしたユーザーを直接責めるのではなく、動画に収められた人たちを責めている点だ。Vistaの問題はVista以外のすべてにあるとでも言いたいかのようだ。


     つまりMicrosoftにとっては、「Vistaには何も問題はない」というのが大前提なのだ。その点は、先週の証券アナリスト向け説明会(FAM)や2週間前の年次パートナー会議(WPC)でMicrosoft幹部が一貫して口にしていたポイントでもある。Microsoftによれば、「Vistaはもう大丈夫だ。Service Pack 1(SP1)で改善された」ということらしい。


     ん? それならば、なぜこれだけ多くの顧客がいまだにWindows XPを求めているのだろう? そして6月30日以降、新規PCにWindowsライセンスを2つ搭載して出荷しなければならないにもかかわらず、なぜこれだけ多くのOEMパートナーがVistaよりもXPを熱心に推しているのだろう? どうやら、ここには単なるマイナスイメージ以上のはるかに大きな問題が潜んでいるようだ。


     「問題を解決するためにはまず自分が問題を抱えているということを認める必要がある。このキャンペーンから読み取れるのは、MicrosoftがVistaの失敗を製品自体の失敗よりも顧客の無関心のせいにしているということだ。製品が修正されるか、あるいは価格が下がりでもしない限り、Vistaは購入に値すると思えるような製品にはならないだろう」とPhilと名乗る人物はコメントしている。


     Microsoftは自らの問題の解決があまり上手ではない。同社には、いい意味で自虐的な企業文化がある。同社の幹部らは自分自身を笑い飛ばすことができる。だが一方では、「自分のせいではない」と顧客やパートナーを責める風潮もある。Microsoftは多くの顧客やパートナーを軽視しているのだ。同社のライセンスポリシーはその最たる例だが、それについてはまた別の機会に語ることにしよう。

This link has been bookmarked by 1 people . It was first bookmarked on 01 Aug 2008, by Toshiro Shimura.

  • 01 Aug 08
    • Microsoftにとって、Windows Vistaに対するマイナスイメージをブロガーやレビュアー、掲示板のコメント、そしてAppleの広告のせいにするのは簡単なことだ。だがブログやレビューは理由があってマイナス評価になっているのだ。上級ユーザーの多くはWindows Vistaを気に入っていない。問題は、Mojave Experimentがそうしたユーザーを直接責めるのではなく、動画に収められた人たちを責めている点だ。Vistaの問題はVista以外のすべてにあるとでも言いたいかのようだ。


       つまりMicrosoftにとっては、「Vistaには何も問題はない」というのが大前提なのだ。その点は、先週の証券アナリスト向け説明会(FAM)や2週間前の年次パートナー会議(WPC)でMicrosoft幹部が一貫して口にしていたポイントでもある。Microsoftによれば、「Vistaはもう大丈夫だ。Service Pack 1(SP1)で改善された」ということらしい。


       ん? それならば、なぜこれだけ多くの顧客がいまだにWindows XPを求めているのだろう? そして6月30日以降、新規PCにWindowsライセンスを2つ搭載して出荷しなければならないにもかかわらず、なぜこれだけ多くのOEMパートナーがVistaよりもXPを熱心に推しているのだろう? どうやら、ここには単なるマイナスイメージ以上のはるかに大きな問題が潜んでいるようだ。


       「問題を解決するためにはまず自分が問題を抱えているということを認める必要がある。このキャンペーンから読み取れるのは、MicrosoftがVistaの失敗を製品自体の失敗よりも顧客の無関心のせいにしているということだ。製品が修正されるか、あるいは価格が下がりでもしない限り、Vistaは購入に値すると思えるような製品にはならないだろう」とPhilと名乗る人物はコメントしている。


       Microsoftは自らの問題の解決があまり上手ではない。同社には、いい意味で自虐的な企業文化がある。同社の幹部らは自分自身を笑い飛ばすことができる。だが一方では、「自分のせいではない」と顧客やパートナーを責める風潮もある。Microsoftは多くの顧客やパートナーを軽視しているのだ。同社のライセンスポリシーはその最たる例だが、それについてはまた別の機会に語ることにしよう。