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30 Jun 08
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最首氏によると、イーシー・ワンを立ち上げたのは、Javaに大きな可能性を感じたから。当時出たばかりのエンタープライズJavaをいち早く使うことで、大きな成功を収めた。約3年前からRubyに取り組んでいるが、その理由は「そのときと同じ状況だから」という。
実際同社では、多くの案件で、JavaだけでなくRubyを活用し、予想以上の売り上げを上げているという。予想外だったのは、「Rubyを採用することで、社員が喜んだこと」(最首氏)。当初はRuby専門チームを立ち上げて教育プログラムを展開したが、いつの間にか事実上消滅した。というのも「全員がRubyをやるから」(同氏)。
いまでは「Rubyを入れない案件がないくらいになっている」(最首氏)
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しばしばRubyは、Javaをはじめとするほかのプログラミング言語と対比されるが、「RubyをJavaのように使うことはたぶんできると思うが、JavaでRubyのように開発するというのは難しいのではないか」と最首氏は述べた。
というのも、数十人規模で開発を進めるJavaの場合、ライブラリやフレームワークなどを組み合わせ、あらかじめいろいろな段取りを組んでおく必要がある。これに対しRubyの場合は「アジャイルというか、動くものを比較的速く作り、顧客に見せることができる」(最首氏)。Rubyの場合、キャッチアップが非常に速くできる学習曲線の速さも魅力だと述べた。ちなみに最首氏によると、イーシー・ワンでは、バッチ処理やメインフレームなど既存システムとの連携部分にJavaを、それ以外のフロント周りでRubyを使うことが多いという。
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確かに、パフォーマンスのチューニングにはいつも苦労すると最首氏はいう。しかし「オンラインシステムの場合、原因の大半はデータベースやJavaScript。そこのチューニングに苦労する」(同氏)。もちろん、Rubyにもいくつかチューニングのポイントはあるとしながらも、「全体のバランスの中でどうなのかを見ないといけない。今のところ、『Rubyだから遅い』というケースはない」と述べた。
そして両氏とも、ソフトウェア開発の本質は、どんなプログラミング言語を使うかというところにはないとも述べた。「向き、不向きは、どんなプログラミング言語を使うかというところではなく、人の確保や顧客の意向など、非技術的要因で決まる。ここ数年で、そういう非技術的障壁は埋まってきたなと思う」(まつもと氏)
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最後にまつもと氏は、「遅いといわれ、技術者が少なく、でも最新の技術として紹介されるなど、確かに『Rubyは10年前のJava』というのは結構当たっていると思う。Javaはこの10年で、パフォーマンスも機能もすごく高まったが、同じことが起こる可能性が高い。ただ、10年前にJavaを使っていた人は、ワクワクしながらJavaを触っていたと思うけれど、今は『Javaってカタイよね』と、あんまり楽しく使っているように見えない。同じように、Rubyが10年後『つまらないよね』と言われることのないようにしていきたい」と述べた。
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21 Jun 08
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