米販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が工業用に限定された「事故米」を食用に転用した問題で、同社が6日までに、販売した事故米のうち鹿児島県の酒造会社に卸した約4、5トン分しか回収できていないことがわかった。同社幹部は「すでに消費され、残っていない可能性が高い」として、これ以上の回収作業は困難との見方を示した。
農林水産省の調査で、同社はこれまで、03年度~今年8月の間、国から事故米計約1779トンを仕入れた。このうち、有機リン系の農薬成分メタミドホスや発がん性のある毒素アフラトキシンB1を含むものが計809トンあり、うち約300トンが仲介業者や酒造会社などに食用と偽って販売されたことが確認されている。
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