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This link has been bookmarked by 1 people . It was first bookmarked on 03 Oct 2008, by Toshiro Shimura.
iphone mobile phone 佐野正弘 smartphone
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iPhoneは無線LANでしかiTunes Storeが使えない、メールの設定を手動で行わなければならない、そもそもPCと接続しないとアクティベートできない場合がある……など普通に利用するのにもPCならびにPCの知識が大前提となる。こうした要素は、よくいわれる「ワンセグ、FeliCa、絵文字など日本独自の機能に対応していない」といった理由以前の問題であり、そもそも普通の人が設定など行うことなく、ボタンを押すだけでメールやWebが使える日本の一般的な携帯電話とは性質が大きく異なることを明確に意味している。
こうしたPC的な性質に加え、AppStoreによってネイティブ・アプリケーションが追加可能であるなどソフトウエア的に自由度が高いことを考慮すると、iPhoneは「WILLCOM 03」「EMONSTER」といったスマートフォンのカテゴリーに属する端末だといえる。それゆえ「PCの知識を持った人」が「2台目」として利用するには便利だが、そうでない人達が手にしても使いこなすのは難しく、同じくくりで考えることのできるものではない。
移動電話全体(携帯電話・PHS)とスマートフォンの出荷台数比較(画像クリックで拡大)
だがiPhoneの場合、先進的なインターフェースと独自のコンテンツサービスで、一般的なスマートフォンよりも前評判が非常に高くなっていた。さらにスマートフォンのユーザー層に加え、「アップルファン」というより規模の大きなユーザー層も興味を示したことで、その分フィーバーの規模が大きくなった。こうした要因から期待が異常に大きくなってしまい、フィーバーが落ち着いただけにもかかわらず、その反動からか期待感が逆の失望感の方に振れてしまったのではなかろうか。
だが各種報道から伝えられる「2カ月で約20万台」というiPhone 3Gの出荷台数は、スマートフォンとして考えると決して少ないものではないし、日本向けにほとんどカスタマイズすることなく、これだけの台数を売り上げたというのも脅威だといえる。しかも一般的な携帯電話のように春・夏・秋冬と短い期間でモデルチェンジを行うわけではなく、長期にわたって販売されることが予想されることから、短期的視野で結果を判断するのも早計だろう。
発売前後の異常な盛り上がりと、発売日の大フィーバーを目の当たりにしてしまったことで、iPhoneは過剰に評価されてしまったきらいがある。だがユーザー層や市場規模を冷静にとらえれば、現在の状況はそれほど悪いものではないといえる。iPhoneが本当の意味で盛り上がりを見せるのは、むしろ欲しい人に端末が行き渡った、これからなのではないだろうか。
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