Skip to main content
trendy.nikkeibp.co.jp/...1019220 - Cached
This link has been bookmarked by 1 people . It was first bookmarked on 03 Oct 2008, by Toshiro Shimura.
発売日にフィーバーが起きた要因を考えれば、iPhoneが普通の携帯電話と性質が大きく異なることは理解しやすい。というのも、iPhoneが発売された時の状況というのは、ウィルコムの初代W-ZERO3が発売され、国内のスマートフォン市場開拓が本格化した時と非常に似ているからだ。
iphone mobile phone 佐野正弘 smartphone
Page Comments
Join Diigo for a free account, or sign in if you are already a member.
Page Comments
発売日にフィーバーが起きた要因を考えれば、iPhoneが普通の携帯電話と性質が大きく異なることは理解しやすい。というのも、iPhoneが発売された時の状況というのは、ウィルコムの初代W-ZERO3が発売され、国内のスマートフォン市場開拓が本格化した時と非常に似ているからだ。
日本におけるiPhone 3G発売前の状況を思い出してみよう。多くの人がご存じの通り、日本市場に投入されたiPhone 3GはW-CDMAに対応した「2代目」で、初代のiPhoneが海外向けに投入されたのは2007年6月である。iPhoneは洗練されたデザインやインターフェースなどから多くの注目を集め、国内でも技術やデザインに先進的な人たちの多くを虜(とりこ)にした。だが初代iPhoneは日本で利用できないGSMしか採用しておらず、日本で販売されることはなかった。それゆえ、約1年間、iPhoneに期待していた人々は「おあずけ」をくらっていたわけだ。
一方、W-ZERO3が投入された2005年の状況はどうだったかというと、ソニーのPDA「CLIE」の開発終了が発表されるなど、ある意味、PDA市場が「底」に達していた時期でもあった。またこの頃、海外では既にビジネスパーソンを中心にスマートフォン人気が高まっていたものの、日本ではキャリアがオープン性の強いスマートフォンに慎重な姿勢をとっていたため、なかなか投入されなかった(auが最近ようやくスマートフォン投入を発表したことからも、その慎重さが伺えるだろう)。そのため、スマートフォンに強い関心を持つ日本のPDA、ガジェット好きの人々も、やはり長い間「おあずけ」状態だったのである。
そしてW-ZERO3は2005年12月、iPhone 3Gは2008年7月に日本市場へ投入され、それぞれ「おあずけ」から解放されたユーザーがショップに行列を作ることとなった。つまり、これらはニッチな市場に対するファンの昔年の思いが、「求める端末」の登場によって爆発したことで大フィーバーへとつながったのであって、マスというべき「普通の携帯電話」を求める大多数の一般層に対してアプローチできたわけではないのだ。近年日本でヒットした「AQUOSケータイ」「P905i」を購入するのに、それほどの大行列ができたという話を耳にしたことはなく、こうした所からもiPhoneが普通の携帯電話と傾向が大きく異なることを理解できるのではないだろうか。
Would you like to comment?
Join Diigo for a free account, or sign in if you are already a member.