「Wii」には弱点がある。他機種に比べ、グラフィック面が一世代以上前のレベルにならざる得ないことと、5.1チャンネルサラウンドといった豪華なサウンド面のサポートがない点である。そのため、既存の確立しているゲームジャンルでは不利な面が往々にして生まれる。
例えばレースゲームといった分野では、グラフィックの精密度や臨場感でどうしても他のハードに比べ見劣りがする。レースゲームでは、「Wii」の新しいコントローラーは重要ではない。また、実際に存在している自動車を登場させるようなゲームでは、表示できるポリゴン数の少なさなどから生まれるグラフィックの弱さは、「PS3」や「Xbox360」と比較すると、どうしても目立ってしまうのは間違いない。
任天堂は、それに対して「Playing=Believing」(プレイすること=信じられること)というコンセプトを打ち出した。画面の美しさは印象を形成するにすぎないが、コントローラーを使った新しいプレー体験は他のハードでは決して真似ができないという意味が込められている。
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