- 「1年間1.2億円」で見積もったプロジェクトがあったとしよう。
- 下記筋書きのどちらが嬉しい?
- 開始後一ヶ月で中止に追い込まれ、お客さんからは月割りで1000万円だけしか回収できなかった。ただし、デスマーチにはならなかった。チームは次の仕事に向けて鋭気を維持できた。
- 1年間開発を続けたが完了せず、要因追加&デスマーチで2ヶ月超過。お客さんからは1.2億円もらったが、超過分の原価で赤字になった。チームの半分以上は病気になった。
ほとんどの受託システム開発業者は、後者を選ぶのではないかな。DDJの記事にあるように、Agileの失敗率は「20%」。2割の確率で予算未達が発生する、と考えるとビビる経営者は多いはず。
予算達成重視主義も、日本におけるAgile普及の足かせになっているのではないかね。
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