This link has been bookmarked by 2 people . It was first bookmarked on 21 Jul 2008, by Toshiro Shimura.
iPhoneにはいろいろ不自由があって、世界一自由でオープンなプラットフォームとはとても言えない。
しかし、iPhoneの中の自由と不自由のポートフォリオは、計算されたものであり状況に応じて変化していけるものだ。金になって他に現実的な選択肢が無い所では、アップルはユーザに不自由を強いて金を吐き出させる。金にならない所では、ユーザに自由を与えサードパーティに競わせる。
iPhoneは、「着信機能」や「通信手段の選択」のような他社に真似できない重要なポイントにおいて自由でオープンになっている。そこには多くのサードパーティが参入して、競合しながら新しい応用を切り開いていくだろう。
短期的には、blog.Winding-life.netさんがおっしゃるように「着信機能」の活用から新しいアプリが生まれるだろうし、長期的には、次世代の無線技術の活用において、アップルだけが「管理されてない基地局」を認めるフリーハンドを持つ。たとえば、FONを支援して、キャリアと手を切る(と言って脅す)というオプションがあるだろう。
そして、この自由の度合いをジョブズは意識的にコントロールしていくつもりだと私は思う。少しづつ戦略的に自由を拡大していく。ダウンロード音楽販売の非DRM化も同じ戦略と見ることができる。最終的には完全にオープンソースで完全に自由なプラットフォームになるのだが、セルゲイ・ブブカのように*1そこに到達する時期を意識的に遅らせるのだ。それによってアップルは、長期的にbestでないけどbetterな選択であり続け、えげつなく金を儲けていくのだと思う。
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